兄の49日を終えて

昨日、実家に行ってオカンに兄の件を聞いてきた。
兄嫁が先に発症。1週間後に兄も発症。
どちらも接客業だが、兄嫁が貰って来て家庭内感染した疑惑を酒の両親と酒自身が思っている。

兄嫁も兄も完治。
兄は戻らない体力など健康面、働けないので金銭面などに悩んで病んでいた。
そこに些細な事から兄嫁より離婚するよと脅される。
ますます気に病む。

「僕は何も（何一つ満足に）出来ないね」と。

普段はオカンに嫁との事は言わないが、あまりにパンチが効いたのかオカンに嫁に言われたことを漏らす。
夫婦喧嘩とは言え、ようやくメンタル面が復活して来たところを潰した件について流石に見過ごすことが出来ず、兄嫁を咎め兄に謝らせたらしい。

兄は気晴らしに実家に行き、たまに昼食を取っていたらしい。
推測するに亡くなる前日かその1日前の話。
兄「この前食べた餃子が食べたい」
母「餃子はもう無いよ。お肉があるからカレーなら出来るよ」
お昼ご飯に兄はカレーを食べ、自分でお代わりもよそっていた。

翌日、兄は自殺を図った。
日曜の午前中、兄嫁が買い物から戻ったら2階でぐったりしていた。
酒の実家に電話し、両親を呼び寄せ自宅の外で待っていた。
10分後到着した両親がほぼ死体化した兄と対面した。
父が119に連絡し、心臓マッサージをした。
しばらくして救急車が到着した。

第一発見者の兄嫁は何故すぐに救急車を呼ばなかったのだろう？
兄に死んで欲しかったのだろうか？
疑いざる負えない。
後に父は兄は兄嫁に殺された様なもんだと悲しんでいる。
49日までは兄嫁に良い義家族キャンペーン頑張るぞい！

母から聞いた愚痴
「憧れの一人暮らしだ」的な事を兄が亡くなった後、オカンに兄嫁がポロリしたらしい。
オカンも怒ってます。

昨日、一応無事に49日を済ませた。
兄嫁が酒の両親に書類を書いてもらう為、兄の家に酒家族全員で寄った。
関わっていないので、適当に聞いていたが、兄嫁が署名して貰いたい書類を探してからテーブルの上に出した。
来るのが分かっているのなら、用意しとかんかいと思いつつその様子を眺めていた。
兄嫁が父と母の名前（仮名）を呼びながら書類を差し出した。
「タカオさん、カヨコさんこちらの欄に記入を」
父が「（義両親に対して）名前呼びって失礼じゃないですか？」と少しキレ気味に怒った。
その言葉に兄嫁は少し慄いたものの、謝りもせずその場を進行させた。
数少ないよその義親と嫁のやりとりを聞いたことがある私ですら、ものすごい違和感を感じた。
この世には一定数謝らない人間がいるのは知っていたが、身近にいたとは驚いた。
そして義理の両親の下の名前呼び。

帰り、次兄に自宅まで送って貰ったのだが、次兄は次兄で色々ぼやいていたが、長兄が決めた結婚相手なので仕方ないと言った。
ただ、亡くなった翌日訪れると既に長兄の衣類や持ち物ゴミ袋に入れていたらしい。
次兄はそこに違和感を感じたそうだ。

私の結論は兄嫁は元々変わった感覚の持ち主だと。
結婚相手は慎重に選ばないとと思ったが、ワイは。。。