おまけにダンボール・雑誌の回収日でもある。
出し忘れると溜まるから早めに出勤しようと30分早く到着した。
事務所を開け、前日まとめておいた雑誌の束を
両手に提げ、道路脇の回収場所へと向かった。
10月になると言うのにまだ暑い。汗が垂れる。
「ああ、間に合った」と思い視線を下へずらした。
猫の死体だ。車にはねられた様だ。
顎は砕けズレ、眼球も無い。蝿がたかり始めていた。
誰かが御線香を焚いてくれた跡があった。
慌ててさつきを呼んだ。
この頃にはさつきを呼ぶと他の猫まで寄ってくる様になっていた。
さつきはいつもどおり「にゃにー?」と出てきた。
ゆうき、遅れてあみが出て来た。まほが来ない。
やっぱりこの仏さんはまほなのだろうか?
かなりの衝撃で跳ねられたのか、まほの1.5倍くらいの大きさに
なっており、毛並みもバサバサ。
とりあえずNさんに連絡して、環境事業所に連絡して遺体を
引き取って貰う手配をした。
血相を変えたNさんが出勤してきた。
うっかり気付いた仮面ライダーもがっかりしていた。
御線香を上げ、出棺(環境事業所の御兄さん)も済んだ。
まほはビビりだから道路まで行かないと思っていた。

※手前がまほ。奥があみ。

※左がまほ、右があみ。兄弟仲良し。

※妙な距離感の4匹 さつき(先住)、ゆうき(兄)、まほ(弟)、あみ(妹)
もう少し慣れて大人になったら避妊手術を行おうと考えていた矢先でした。
どうも、さつきが道路側へ行くなと教えていたみたいですが好奇心には
勝てなかったようです。
長田さんの放置子、一匹亡くなってしまいました。

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